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  • 2016.01.22 Friday
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The Happy Prince

クリスマスが近づくと
思い出す童話がふたつある。

ひとつは マッチ売りの少女。
いわずと知れた、アンデルセンの名作。
娘に読み聞かせしながらこらえきれずによく泣いてたなあ。
これにかぎらず、感動ものを読んでると必ず涙声になるので、
娘は物語よりママがいつ泣き出すか、の方が気になる展開らしい。

そしてもひとつは 幸福な王子。
これはマッチ売りよりさらに涙量が増す、
私の中ではチロヌップのキツネと1、2を争う感動物語。

知ってる?

知らない人のためにネットに転がってた直訳文をご紹介。
しようと思ったんだけどなんだか長くて難しくて読みにくいから
KORATERSは長々と物語を書き起こしました。
文章書くのもわりと好きよ。
すごく長いけど読んでちょうだい。

でもめんどくさいよね?
そういう人は一気に一番下まで行って結構でございます。
そこに展示会のお知らせがありますのでそれは読んでね!


幸福な王子
オスカーワイルド/原作 
KORATERS/文 挿絵(すいませんさすがにめんどくさいのでやめました)

むかしむかし
ヨーロッパの古い街のまんなかに
幸福の王子と名付けられた黄金に輝く王子様の像が立っておりました。
腰にさげている剣のつかにはまっ赤なルビーがはめこんであり、
両目はブルーサファイヤでできていて、太陽のひかりにキラキラと光り輝くさまは
それはそれは立派なものでした。
街の人々は美しい王子様を誇りに思い、いつもうっとりとながめるのでした。

冬が近づいてきたある日のこと、
一匹のツバメが王子様の足下にやってきました。
ツバメは冬にそなえて南の国に旅をする途中 道草をくっていたので、
なかまに置いてきぼりをくわされて
急いであとを追いかけている途中でした。

「やれやれ、ひとやすみだ」
ツバメが足下で休んでいると、突然上からぽたっとしずくが落ちてきました。
ツバメはひやっと飛び上がり、上を見上げました。
王子様が、ブルーサファイヤの美しい目から、大粒の涙を流しています。
ツバメは驚いて 王子様に話しかけました。
「美しい王子様、どうして泣いているのですか?」
王子様はじっと遠くを見据えたまま言いました。
「こうして毎日街の人々を眺めていのがつらいのです。
この街には沢山の貧しくて苦しんでいる人がいるのに、
私は何もしてあげられないのだから。」
そういってまた王子様はダイヤのように透き通った涙をぽろぽろ流すのでした。

王子様はツバメにいいました。
「あそこに貧しい親子がいる。母はお針子をしているが、
病気の子どもが今にも死にそうにベッドによこたわっているのに、
食べさせるものが何もないのだ。
小さなツバメ、私の剣のつかについているルビーを取って
あの貧しい親子に届けてくれないだろうか」
ツバメは王子様をかわいそうに思いました。
でも、自分も早くなかまのあとを追わなければなりません。
目指す南の国はまだ遠く、冬になれば凍えて死んでしまうのです。
困っていると王子様はまた言いました。
「小さなツバメ、どうか私の願いを聞いておくれ」

ツバメはしかたなく、王子様のルビーを剣のつかから抜き取ると、
疲れて倒れ込んでいる母親のもとへそっと届けてやりました。
ルビーのおかげで親子は命を助けられました。
「ありがとう 小さなツバメ」
王子様はお礼を言いました。ツバメは暖かい気持ちになり、
その夜は王子様の足下で眠りました。

翌朝目をさましたツバメは王子様にいいました。
「王子様、さようなら。私は南の国へ旅立ちます。」
そういって飛び立とうとすると、王子がいいました。
「小さなツバメ、もう一度 私の願いを聞きいてくれないか?」
ツバメは言いました。
「私は、もう行かなくてはなりません。もう冬になってしまいます。」
「お願いだ もう一度だけ。あそこに貧しい芝居書きの若者がいる。
寒くて凍えて倒れているのに、暖炉にくべる薪もない。」
やさしいツバメは迷いましたが、言いました。
「わかりました。ルビーを届けましょう」

「ありがとう小さなツバメ。でももうルビーはないのだよ。
かわりに私の目を届けてくれ。
わたしの目はとてもめずらしいサファイヤでできているのだ。」
ツバメはおどろいて言いました。
「とんでもない!王子様の目を取るなんて!私にはできません!」
「いいんだよ。このサファイヤであの若者はパンと薪を買い、
きっと芝居を完成させることができるだろう。
私の命じたとおりにしておくれ」
ツバメは泣きながら王子様の目を抜き取ると、若者へ届けてやりました。

翌晩ツバメは言いました。
「今度こそお別れです」
月明かりに照らされた片目の王子様は言いました。
「小さなツバメ、最後の願いをきいてくれないか。
あそこにかわいそうなマッチ売りの少女がいる。
マッチを溝に落としてしまって泣いている。
このまま家に帰れば父親にぶたれてしまうだろう。」
ツバメは泣きました。
残った片目のサファイヤを取ってしまったら、
王子様は何も見えなくなってしまうからです。
「お願いだ」
王子様はやさしく言いました。
ツバメは最後のサファイヤを取り、少女に届けました。

王子様は両目を失いました。
もう街の様子を見ることはできません。
ツバメは言いました。
「わたしがあなたの目になります。王子様とずっといっしょにいます。」
ツバメは毎日街を飛びまわり、貧しい人々のことを毎日王子様に伝えました。
宝石を失ってしまった王子様は言いました。
「小さなツバメ、どうかぼくの体を覆っている純金をはがして、
貧しい人々にわけてあげてくれないか?」
ツバメは王子様の言う通り、体に塗ってある金箔をはがし、
ひとかけらづつ貧しい人々に届けました。

人々は心優しい王子様とツバメのおかげでパンやミルクを買うことができ、
暖炉に火をともすことができるようになりました。
貧しい人々に笑顔がもどりました。

そしていつしか街には雪がちらつくようになりました。
王子様の体はどんどんみすぼらしくなり、はげたところは錆びて汚くなってゆきます。
食べる物もなく、凍えて冷たくなって、小さなツバメはすっかり弱っていました。
街はもうすぐクリスマスです。
ろうそくのあたたかい光が窓辺でゆれています。
あちこちで幸せそうな笑い声が聞こえてきます。
とてもとても寒い夜でした。
ツバメは最後の金を届けると、力をふりしぼって王子様のもとまで帰ってきました。

「王子様、さいごのお別れを言いにきました。」
王子様は言いました。
「小さなツバメ とうとう南の国へ旅立っていくのですね。」
ツバメは凍えた体をふるわせていいました。
「いいえ、わたしは死の国にいくのです。死の国は眠りの国。
最期にあなたにキスをしてもいいですか?」
ツバメは王子様にキスをすると、そのまま足下へ落ちていきました。
やせて小さくなったツバメは、それっきり飛ぶことはありませんでした。
ツバメの死を知った王子様の鉛の心臓は音をたてて割れました。
王子様も死んでしまったのです。

翌朝、街の市長が王子様の像の下にやってきました。
王子様を見るなり言いました。
「なんだこの汚らしい像は。みっともない!
こんなものはさっさととりこわしてしまいなさい。
かわりに私の銅像を建てたらよい」
市長は役人に命令すると、王子様は台座からひきずり下ろされてしまいました。

王子様の体は溶鉱炉で溶かされることになりました。
ところが、体は溶けてしまっても、
なぜか鉛の心臓だけはいつまでも溶けることなく残っていたのです。

空の上で見ていた天国の神様が天使に向かって言いました。
「この街で、最も貴くて美しいものを二つ持って来なさい。」
天使は街へおりてゆくと、ツバメの亡きがらと、
王子様の鉛の心臓を選んで持ち帰りました。
神様は天使をほめました。

ツバメと王子様はあたたかい天国で、いつまでもいつまでも幸福の歌を歌いつづけました。


おしまい。















すごく前置きが長くなったったんだけど
何の話かっていうとね、

本日11月1日から渋谷LOFTで開催されるアーティストイベントPOPBOXと同時開催される
アーティスト一点もの展示販売会「いってん」で
今回はアメリカKidRobot社のフィギュア「Munny」のアートカスタムを
行うことになりました。こいつね↓


「Munny」とは"Do it your self!"をキャッチコピーに真っ白まっさらな素体を
自由にペイントして世界でただひとつ自分だけの「Munny」を作ろう!
というコンセプトのカスタム用フィギュア。
今までも世界中のアーティストが沢山の「Munny」をカスタムし、
オークションやイベントに参加し、隠れたマニアアイテムになっているらしい。

まっさらのこの人形をどんな風に変身させてやろかなと考えていたら
この悲しくも美しい物語が浮かんできたの。

石粉粘土で髪や衣装を盛り、小道具を作り、
金箔をくわえたツバメも添えました。







じゃじゃん!!!





とても思い入れのある作品に仕上がりましたので
ぜひ実物を見てやってくだたい!
他にも沢山のアーティストさんがカスタムしてます。
いろんなMunnyを見ていただけたらと思います。

展示は18日まで!渋谷ロフト1F!

数ヶ月まったく放置だったくせに
いきなり過剰ぎみに気合いをいれて書く

なんともバランス悪いKORATERSブログをこれからもどうぞよろしくお願いします♪


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  • 2016.01.22 Friday
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  • 21:57
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コメント
ブログ拝見させていただいてます

Facebookで以前お話させていただき、それからブログの更新を楽しみにさせていただいておりました

今後もご活躍を楽しみにいたしております
  • Hatakeyama
  • 2011/11/02 12:51 PM
あ!Hatakeyamaさん!
いつのまにかこつ然といなくなってしまったHatakeyamaさん!お元気ですか?
おひさしぶりです。見てくれてうれしいです〜
ぜんぜん更新してなくてすみませんでした・・・

  • KORATERS
  • 2011/11/02 2:46 PM
アハハ(笑)

申し訳ない・・・(^_^;)

自分の活動も忙しく、慌ただしい毎日でした

今月、パルテノン多摩にてのライブもしっかり作り込みしたりで・・・

ご都合よろしければ遊びにいらしてくださいな(^_-)

ブログはブックマークして楽しみに拝見してますよ
  • Hatakeyama
  • 2011/11/02 5:19 PM
ライブ見たいです!が、詳細がわかりません〜〜〜 メールくだされば嬉しいです。時間が合えばぜひぜひ。
  • KORATERS
  • 2011/11/03 1:09 AM
ご都合つくなら是非・・・

11/13 17:30~

です

どう?
  • Hatakeyama
  • 2011/11/03 7:57 PM
ありがとうございます。
行けます!
よろしくお願いします。
  • KORATERS
  • 2011/11/04 11:27 AM
ありがとうございます

ブログ・・・

オレのブログとリンクはらせてもらっていいですか?

いろんな人に見て感じていただきたい

それとおこしいただける人数は?

ご連絡ください(^-^)v

  • Hatakeyama
  • 2011/11/04 12:08 PM
今日は素敵な演奏をありがとうございました!めちゃかっこよかったです。
リンク今どこも貼ってないんですが、
この機会にそっちも充実させてこうと思います。ちょっとまっててくださいね!
  • KORATERS
  • 2011/11/14 1:33 AM
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