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  • 2016.01.22 Friday
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ぴーちゃん



ちいさく尊い命を救ってあげられなかった
ダメなKORATERSを戒めるために 記しておく。

すずめの子を助けたの。
助けたっていっても、狩ってたのはうちのポンなんだけどさ。

ポンというのはうちで飼ってる三歳のメス猫で
お目目まんまるで、とってもかわいい声で鳴くくせに
たびたび庭に脱走してはトカゲやセミをつかまえて
食べもしないくせに執拗にいたぶる、鬼畜な性格を併せ持つサビ三毛だ。

そんなポンが今度は何をつかまえたのか、
確認する前から嫌な予感がしてた。

さっきから親すずめの声がやけにうるさかったから。

一度巣から落ちたヒナは自力で巣にはもどれない。
親もくわえて戻せない。
そうなると親すずめは地面に落ちたヒナに、虫をはこんで世話をするわけだけど、
無防備なヒナはそこで猫やカラスに狙われやすいのだ。



体長5cmほど、羽はやっとはえ揃ったくらい。
ちいさくてふわふわ。
タオルでくるんであっためて
すずめのヒナの育て方をいくつかググって、
ペットショップ行って ミルワームと粟玉、すり餌と、餌やり器具買って来た。
でもぜんぜん口を開けてくれない。
ずっと目をつむったままこっくりこっくりしてる。

食べなきゃ死んじゃうのわかってたから、ピンセットでむりやりこじあけた。
ワームを少し食べてくれた。
庭で親が鳴いてた。壊れかけてた木の鳥かごに入れて
親が餌をはこんでくるのを待ってみたけれど、
雨も降って来ちゃって、よその猫もねらってるし、
隙間からヒナ飛び出しちゃうし、断念した。





心配そうに見ている親すずめ。

ここまで育てるのに、親はどれほど苦労しただろう。
何匹虫をはこんだだろう。
あの台風の日だって、休まず虫をはこびつづけたはずだ。
そうしてやっとここまで大きくなって、
羽も生え揃って、もうそろそろ巣立ちの準備。

それがわかっているから、何としてでも飛べるようになるまで面倒みなければと思った。

甘かった。

あったかくしてあげたつもりだったけど、寒かったんだね。
虫をもっともっとたくさん、食べさせてあげればよかったね。
きっとまだおなかすいてたんだね。
それともやっぱり、どこか怪我してたのかな。

夜中そっと箱をのぞいたら、くるしそうにしてた。
手のひらに乗せたら、ふるえてた。
両手で包んであたためた。

でも、もう遅かった。
小さな小さな体を仰け反らせて 最後に口をぱくっと開けて
聞こえはしないけど、最後に鳴いたんだろう。

おかあさんって鳴いたのか
くるしいよって鳴いたのか

ああ、さよならだな、と思った。

そして、そのまま動かなくなった。
あたしの手の上で 死んだんだ。

死なせてしまったんだ。


もっともっとよく調べればよかった。
しかたなかったとは思わない。
助けられたはずだと思う。


翌日 カリンの木の下にうめた。
沢山のお花をそえて。



ごめんね ぴーちゃん。






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